リサーチの目的がずれている

こんにちは!未来基地株式会社 代表の高橋(佑)です。
寒いです。
この季節だけ馴れ馴れしくなる生き物が我が家にいます。
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さっきまでお尻をなめていた口で、私の顔を舐めてきます。
辞めてください。

さて、今回は「リサーチの目的」についてお話しします。
私たちの仕事の最初の一手は、常に、調査の「目的」をはっきりさせること。

リサーチって、結構手間がかかります。
端的に言って面倒です。
お金もかかります。

そういうわけだから、わざわざリサーチを行うには、それなりの目的があるはずです。
「問題を解決する(ヒントを得る)」為だったり、「実態を把握する」為だったり。
それら「目的の達成」が、リサーチの満たすべき品質水準になります。

でも実際のところ、リサーチでがっかりした、というケースは多くあるようです。
これ、やった意味があんの?・・・というヤツですね。
そうなってしまう原因の多くは、「リサーチの目的がずれている」からです。

・・・え?

リサーチをやるのは「目的」があるからなのに、
その「目的」が「ずれている」?

はい。
まったく奇妙なことに、そんなケースが結構あります。

例えば、顧客満足度向上を狙う飲食店様があるとする。
早速、店内でアンケートをとります(よく見かけますね)。
内容は、「満足度を5点満点で評価して下さい」的な形式で、「接客」「料理」「値段」・・・等の項目がある。

一見、何の変哲もないアンケートですが、
ちょっと考えてみて下さい!
これを分析することで、本当に有効な「結論」がでますか?

接客の平均点は4.5。
料理は3.0。
値段は4.0。
よし、問題は料理だな!

・・・でも、料理を「どうすれば」満足度があがるのでしょう?

この例の場合、リサーチが満たすべき品質水準は、
「何を」やれば顧客満足度がアップするか、を推察すること。

だから、

「料理」を「○○すれば」顧客満足度がアップする(と思われる)

という回答を導かなければなりません。
でも、上の調査からは分からない。

「顧客満足度UP」の調査ではなく、「ダメな部門を特定する」調査になっている。
だからこれって、「リサーチの目的がずれている」調査です。

こういう調査は、「やっても意味がない」から、次第に形骸化します。
形骸化したアンケート調査は、単なる時間とお金の浪費。
調査結果を報告書にまとめても、誰も見てくれない。

ありふれた話です。

リサーチの実施にあたって相見積もりを依頼し、
一番安いところに決める、というケースもあります。

本来なら、そういう競争方式は、パソコンや事務機器など、「どこが納入しても品質水準が一定に担保されている」場合の話。
でも、リサーチは違いますよ。
リサーチの品質は、ピンからキリまで。慎重に目的をすり合わせないと、予算の無駄遣いに終わってしまう。
適切な分析手法を用いないと、見当違いの結果が出る。

でも、ここに、秋田県における「リサーチ」のとらえ方が象徴的に表れているわけです。
どこがやっても同じでしょ、っていう認識。
全く成果が期待されていないわけです。
(実際、統計的な知識を持たない業者が委託されることだってあります。)

こんな取り扱いが定着するのは、「役に立たないリサーチ」が多い証左。
私たちは、こんな現状を変えたいと考えています。

なぜなら、本当の「リサーチ」は、とても有用性の高いものだから。
本当の「リサーチ」は、中小企業の皆様のお役に立つものだから。

幸いにして、私たちの提案は多くの企業様、自治体様に受け入れられ、
本格的なサービス開始から1年弱というのに、確かな実績を積み上げてこれました。
(私たちがお手伝いしたプロジェクトがテレビや新聞に取り上げられました!)

また、「ミラサポ」や「あきた企業活性化センター」の登録専門家にもなり、
少しはご利用いただきやすくなったかな、とも思います。

でも、まだまだこれから。

来年のさらなる飛躍を心に誓って・・・みなさま、良いお年を!

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